目の充血とは、白目の部分の血管が膨張して、赤く血走ったような線が見える状態のこと。この症状は誰もが経験したことあるはずです。

その為、充血が現れたとしても、「疲れているのかな。まぁ、しばらくしたら治るでしょ」と思ってしまうかもしれません。しかし、充血は疲れから来る場合もありますが、様々な病気のサインでもあります。

ここでは、目の充血の原因と治療法についてご紹介します。

目の充血の3つの原因

目が充血する原因は、外部からの刺激による炎症、目の病気、目の疲れが原因として挙げられます。

①目の炎症

ゴミや紫外線やアレルゲンなど外部からの刺激により、目に負担がかかり、目の充血が起こります。

外部からの刺激で充血が起こるものは、下記のようなものが挙げられます。

◆目の炎症の原因◆

・目にゴミが入った
・コンタクトレンズの汚れや不調
・長時間、紫外線にあびた
・目の周りを強くこすった
・ゴーグルをつけずに、プールで泳いだ(消毒用塩素の刺激を受けた)
・アレルギーがあり、アレルゲンに接触した
・免疫力が低下している時に細菌やウイルスによる刺激を受けた

 

上記のような刺激を受けることで、白目の結膜が異物を追い出そうと炎症反応を起こします。その炎症反応として血管が膨らみ、充血が起こります。

②目の病気

目の充血以外にも、めやにや目の痛み、ゴロゴロした違和感などの他の症状が現れた場合は目の病気の可能性が高いです。

◆充血が起こる目の病気◆

・アレルギー性結膜炎
・細菌性結膜炎
・ウイルス性結膜炎
・ドライアイ
・ぶどう膜炎
・急性緑内障

 

また、充血と間違いやすい目の病気で「結膜下出血」というものがあります。

これは、小さい血管が破れて出血したもので、べっだりとした血液が白目に見られるのが特徴です。

 

ほとんどが原因不明で起こりますが、中には高血圧、糖尿病、血液の病気が隠れている場合もあります。血がべったりとつくので、見た目の酷さにビックリしますが、この場合は特別な治療は必要なく、自然と治ります。

③目の疲れ

疲れるが現れると、回復するために酸素や栄養素を多く運ぼうとし、血液量が増えて充血が起こります。目を酷使していたり、睡眠不足の場合は、目に疲れが残るので充血が見られます。

パソコンやスマホを長時間使用するといった目を酷使する環境にいる場合、目の疲れが発生して充血する場合があります。

 

特にパソコンを使用している場合、まばたきの回数が減ります。まばたきの回数が減ると目に潤いがなくなり、乾きやすくなり、より疲れを促進させます。また、寝不足が続くと目を回復させる時間がない為、目に炎症や疲れが残り、血管が拡張し充血が起こります。

目の充血の治す方法

原因によって治す方法やケア方法が異なります。

ここでは、原因別の治す方法、ケア方法についてご紹介します。

◆目にゴミが入った、プールの塩素の場合

目にゴミが入った場合の充血は、ぬるま湯で丁寧に洗い流して異物を取り除き、目薬を使って清潔に保ちます。

◆コンタクトレンズの汚れや不調の場合

コンタクトレンズの汚れや不調で目に充血が出る場合は、涙の成分に近い人工涙液タイプの目薬を使用し、一度眼鏡に切り替えて眼科を受診しましょう。

1DAYタイプのコンタクトレンズを処方してもらうことで、コンタクトレンズを清潔に保つことが出来ます。

◆長時間紫外線にあびた場合

紫外線による炎症の場合は、炎症を抑える効果のある目薬を使用しましょう。グリチルリチン酸二カリウムやイプシロン-アミノカプロン酸が含まれた目薬が紫外線の炎症に効果的だと言われています。

また、紫外線量の多い夏の海、山、川、森や冬場の雪山では紫外線カットのサングラスや帽子を使用して防止しましょう。

◆アレルギー(花粉、ハウスダスト)に接触した場合

アレルギー体質の人がアレルゲンに接触すると、かゆみが発生して炎症が起こったり、目を強くこすることで充血が起こります。

アレルギー作用を抑えたり、痒みを抑える成分が配合された目薬を点眼することで症状が緩和されます。

◆病気の場合

目の病気の場合は、充血以外にも痛みや痒み、異物感などが現れます。

これらがみられた場合は、眼科を受診して症状にあわせた薬を処方してもらいましょう。

◆疲れ・寝不足の場合

まずは、栄養バランスがとれた、規則正しい食生活をすることと、質の高い睡眠を心がけることが重要です。目に栄養を補う為に、パンテノール、タウリンなどの成分がふくまれた目薬を点眼するのもオススメです。

 

また、美容上すぐに充血をなくしたい方は、塩酸テトラヒドロゾリンやナファゾリン塩酸塩の成分が含まれている目薬を使うと、拡張した血管を収縮する効果が期待出来ます。

おわりに

目の充血が起こる原因は、目の炎症、病気、疲れの3つが挙げられます。病気の原因とその他のものを見分ける方法としては、充血以外の症状があるか、ないかがポイントです。

充血以外に目の痛みや痒み、異物感などを伴う場合や、長い間充血している場合は、目の病気にかかっている可能性があるので、すぐに眼科を受診しましょう。