まばたきをする理由、今まで考えたことありますか?

人がまばたきをする時、目を保護する役目がある他に、心理状況が影響している場合もあります。人は嘘をついたり、嫌な話をしている時にまばたきの回数が増えます。

ここでは、人がまばたきをする理由と、ドライアイとまばたきの関係について、詳しくご紹介します。

何の為にまばたきをするか?

まばたきの回数が多くなる状況は、以下のような場合です。

・緊張状態やストレス下に置かれている時
・嘘をついた時
・嫌いな話題の時
・好意を寄せる人が目の前にいる時

上記のような状態にある場合は、まばたきの回数が多くなると言われています。

 

また、人がまばたきをする理由は、

①目の表面を涙でぬぐう
②目の表面のゴミを取る
③心理状況の表れ

の3つあります。

この3つについて、以下で詳しく解説していきます。

①目の表面を涙でぬぐう

まばたきは、目の表面を涙でぬぐう役割があります。目の表面が乾燥すると、ドライアイなどの目の病気にかかりやすくなります。ドライアイの症状は、目の乾燥感だけでなく、痛みや異物感、不快感、肩のこりや頭痛が現れ、慢性化すると視力の低下や失明を招く危険があります。

 

また、涙の成分には栄養素や殺菌作用の成分が含まれています。目が乾かないようにまぶたを閉じて、涙腺から涙を取り、目の表面に置くことで、ウイルスから目を保護したり目に栄養を行き渡らせる役割があります。

②目の表面のゴミを取る

私達の目に見えないゴミやウイルス、細菌は、空気中にたくさん浮いています。このようなゴミは私たちの知らないうちに目の表面にくっつきます。

まぶたは、まばたきをすることで、このような小さなゴミを取り除いています。瞬きは、車のフロントガラスについた雪や雨をぬぐう、ワイパーと同じ働きをしています。

③心理状況の表れ

心理学者の研究によると、心とまばたきは連動していると考えられています。緊張状態や精神的に余裕のない状態になった時、まばたきの回数が増え、これは逃避行動の1種ではないかと言われています。

まばたきが増える時とは?

・緊張状態やストレス下に置かれている時
・嘘をついた時
・嫌いな話題の時
・好意を寄せる人が目の前にいる時

上記のような状態にある場合は、まばたきの回数が多くなると言われています。

ドライアイとまばたきの関係

まばたきをする理由でもご紹介したとおり、まばたきをしないと、目が乾きドライアイの症状が現れます。

ドライアイとは、目の表面の涙の量が不足することで乾燥を起し、目が傷ついてしまう病気です。

 

ドライアイが起こる原因として考えられるのは、「まばたきの回数が減少して目の表面に潤いがなくなること」と「涙の分泌量や質が変化すること」です。

これらの原因を招く行動として、コンタクトレンズの着用、加齢、スマホやPCの長時間使用、ストレス、疲れ目などが主な原因として挙げられます。

 

中でも、現代人に多いのが仕事のストレスによるもの。

仕事でPCを使用して目を酷使したり、ストレスを感じると目を疲れさせます。疲れ目の症状を感じると更にストレスが掛かり、悪循環を招きます。通常、涙が分泌されている時は、副交感神経が活発になり、リラックス状態になります。

 

しかし、ストレスを感じている時は、交感神経が興奮状態になる為、涙の分泌量が減ります。

また、ストレスがかかることで、まばたきの回数が減る為、ドライアイになりやすい環境が整います。

ドライアイの症状とは?

ドライアイの症状は、目の乾きだけでなく、ゴロゴロした異物感、目の痛み、疲れ目、肩こり、頭痛、倦怠感など様々な全身のトラブルが現れます。

進行すると、視力の低下や、角膜上皮剥離と呼ばれる角膜が乾燥して剥がれる病気、最悪の場合は失明に至る危険性を伴います。

ドライアイの治療とは?

眼科医で検査を受けて、ドライアイと診断された場合は、基本的には点眼治療が行われます。
そして、眼科医の指示に従って日常生活を改善することが根本治療になります。

また、目を乾燥させないように、PCの使用を控えたり、積極的にまばたきをする、加湿器を置いたり、眼鏡を使用するなど、症状を悪化させない対策が必要です。

おわりに

まばたきの回数が減るとドライアイという目の病気になる可能性があります。

ドライアイは目の症状だけでなく、進行すると全身症状を引き起こしたり、視力低下や角膜上皮剥離、最悪の場合、失明を招く危険性があります。

ドライアイを改善するには、日常生活の改善をすることが重要です。眼科医の指示に従い、生活習慣の見直しを行いましょう。