「目が疲れた」や「目が痛い」という症状は、誰もが経験したことありますよね。通常は、時間の経過とともに良くなりますが、眼精疲労の場合は、症状が慢性的に続いたり、目だけでなく体にも影響を引き起こします。

 

また、眼精疲労は、老眼の症状と似ている部分がある為、老眼かもと勘違いする方もいます。

ここでは老眼の症状との違いや眼精疲労の症状について詳しくご紹介します。

眼精疲労と老眼の違いは?

眼精疲労と老眼の症状は、似ています。その理由は、目の筋肉である網様体筋が低下することで、ピントが合わないという症状がどちらにも起こるからです。

 

物を見るときは、この網様体筋を使って水晶体を引っ張ったり緩めたりして、厚みを変化させることでピント調整を行い、遠くのものや近くのものを見ることが出来ます。

 

老眼の場合は、加齢によりこの網様体筋が衰えることに加えて、水晶体の弾力もなくなる為、近くのものを見たときに、水晶体に厚みを作ることが出来ず、ぼやける現象が起きます。

 

一方で、眼精疲労の場合は、長時間パソコンや携帯などを利用して近くのものを長時間見続けた後に、遠くのものを見た場合は、しばらくぼやけて数秒後にハッキリと見えるタイムラグが発生します。

これは、網様体筋が長時間緊張状態にあった為に負担がかかり、遠くを見たときに毛様体筋をすぐに緩めることが出来ず、ぼやける現象が起きます。

 

ピントが合わないという症状は似ていますが、眼精疲労と老眼が起きる原因は異なります。また、老眼の場合は、時間が経っても改善されることはありません。

眼精疲労の症状とは?

眼精疲労の症状は、「目の症状」と「体の症状」の2つあることが特徴的です。

仕事場や環境を変えるなど、原因として考えられるものの対策をしない限り、自然に治すことは難しいです。

ここでは、目に現れる症状と体に現れる症状についてご紹介します。

①目の症状一覧チェック

□ 光をみると、まぶしいと感じる
□ ピントが合わない、ぼやける、目がショボショボする
□ 目の奥や全体に痛みを感じる
□ ドライアイ
□ 飛蚊症
□ 片目だけ起こる
□ 目のかすみ、二重に見える
□ 目の痙攣、まぶたがピクピクする
□ 目の充血
□ 視力低下
□ 目が疲れやすい
□ 目やに、腫れがある
□ 涙がでる

②体の症状一覧チェック

□ 頭痛、発熱
□ 肩こり、首こり
□ 吐き気、嘔吐
□ めまい、ふらつき、クラクラする
□ 耳鳴り
□ うつ、パニック障害
□ 息苦しい、動悸
□ 倦怠感、だるさ
□ 胃痛
□ 眠気、眠れない、寝ても治らない
□ 精神的ストレス、抜け毛、脱毛

症状がひどい場合は病院に

ただの目の疲れといって放っておくと、症状が悪化して体全体にも症状が引き起こります。

特に日常生活に支障をきたす方や、体の症状一覧チェックでチェック項目が多い方や、眼精疲労が原因となって目の病気を引き起こしたりしてる方は、特に治療をする必要があります。まずは病院で検査してもらいましょう。

おわりに

眼精疲労は、目の疲れが慢性化して起こり、目の症状だけでなく、体にも様々な症状が現れるのが特徴的です。

ただの疲れ目だからといって、何も対策をしないで放置すると症状はどんどんと悪化します。

眼精疲労による精神的ストレスにより、胃痛などを始めとする、その他の器官にも影響を及ぼすので、しっかりと治療を行いましょう。